代表的な睡眠障害の種類

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「眠れない=不眠症」というわけではありません。さまざまな要因が重なって健康的な眠りを妨げている状態を「睡眠障害」と呼びます。不眠症も、この睡眠障害の一種です。ここでは、代表的な睡眠障害と、それを引き起こす原因について見ていきましょう。

過眠症

昼間に強い眠気を感じ、実際に寝てしまう症状です。10代に多い「ナルコレプシー」をはじめ、突発性過眠症や反復性過眠症といった病名あります。夜眠れない不眠症の反動で昼間の仮眠を併発することも多く、不眠症とは表裏一体の関係と言えるでしょう。概日リズム障害や睡眠時無呼吸症候群とも関連の深い症状です。

概日リズム睡眠障害

人の体内には24~25時間の体内時計がセットされています。「朝起きて夜眠る」といったリズムのことを「概日(がいじつ)リズム」と呼びます。このリズムが崩れることで、生活や健康に支障をきたすのが「概日リズム障害」です。

中でも、遅い時間にしか起きられない極端な夜型を「睡眠相後退症候群」、早い時間に起きてしまう極端な朝型を「睡眠相前進症候群」を名付けています。どちらも、社会生活とはずれた時間に眠気が襲ってくるため、遅刻や欠勤などの不都合が起こりやすいのが問題です。

睡眠呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群)

寝ている間に呼吸が止まる、強いいびき、歯ぎしりをするなどの症状から、眠りが浅くなり不眠を引き起こす症状。特に昼間の眠気が強くなり、集中力の低下などが危険です。睡眠時無呼吸症候群の分類としては、気道がふさがれて起こる「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」や、脳や心臓の障害から呼吸が止まる「中枢性睡眠時無呼吸症候群」などがあります。

睡眠呼吸障害は、今まで認知度の低い症状でしたが、事故や労働災害のニュースをきっかけに広く知られるようになりました。人命に直結する職業に就いている人がなると大事故の引き金になりかねない他、力士やプロレスラーなどのスポーツ選手にも見られる症状であることがわかっています。

その他

このほか、睡眠に伴って起こる症状を「睡眠随伴症」と呼ぶこともあります。ムズムズして眠れない「レストレスレッグス症候群」や、金縛りやけいれんで眠れなくなる「周期性四肢運動障害」、寝ているはずなのに起きて行動してしまう「夢遊病」など、睡眠に伴うさまざまな症状があります。

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