高齢者の抱える不眠の悩み

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年を取ると睡眠時間が減る

年齢を重ねると、体内時計が変化します。昔から「年寄りは早起きだ」というような話がありますが、これは本当。60歳以上になると、若い世代と比べて睡眠時間が1~2時間ほど少なくなると言われています。

高齢になると仕事をやめる人も多く、生活の仕方が変わるため、日中にうとうとすることも増えます。全体的に夜の睡眠時間が減り、浅く眠っている時間が増えるようになるのです。高齢になると眠れなくなる4つの理由を見てみましょう。

高齢になると眠れなくなる4つの理由

  • 夜中、トイレに起きてしまって眠れない
  • 体の痛みやつらさを感じて眠れない
  • 運動不足で眠れない
  • 治療中の薬のせいで眠れない

夜中、トイレに起きてしまって眠れない

加齢に伴い、男女ともにトイレが近くなる傾向もあります。尿意を感じて夜中に起きてしまい、その後なかなか寝付けない。高齢者の不眠の原因の一つです。

体の痛みやつらさを感じて眠れない

関節や内臓など、痛みや病気の症状があるところが気になって不眠に、というケースもあります。「レストレスレッグス症候群(RLS)」は、糖尿病や腎不全、痛風などの病気と関連が深いので、併せて眠りを妨げている可能性があります。

運動不足で眠れない

年齢を重ねると、どうしても足腰が弱り、歩いたり走ったりがつらくなります。そのため、家の中でじっとしていることが増えます。

安眠に関係する「メラトニン」は、日光に当たることや運動をすることで分泌されます。

運動不足や日照不足でセロトニンが減ると、安眠を促す「メラトニン」の分泌量も少なくなり、不眠症城が慢性的になりやすくなります。

治療中の薬のせいで眠れない

高齢になるとどうしても病院にかかる機会が増えます。いろいろな薬の中には、飲むと眠りが浅くなったり、不眠傾向になる副作用がある薬もあります。薬を飲み出してから睡眠時間が短くなったり、不眠の症状を感じた際は、医師に相談することが大切です。

体の変化とともに、睡眠も変化する高齢期。気持ちよく毎日を過ごすためにも、運動や日常生活、病院での治療など、生活全体に配慮しながら、よく眠れる工夫を重ねていきましょう。

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