女性に多い不眠の悩み

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日本人の不眠症の割合を男女比で見た場合、男性が17.3%、女性が21.5%と、女性の方がやや多くなっています(1998年/健康・体力づくり事業財団 睡眠に関する調査による)。女性の方が不眠の悩みを抱えている理由を見てみましょう。

「女性ホルモン」と不眠の関係

女性の体は女性ホルモンの影響を強く受けています。排卵や月経の前後では体温も変わりますし、むくみやのぼせ、イライラや不安定感なども起こります。女性の性周期を司る「エストロゲン」と「プロゲステロン」のバランスは、月ごとに繰り返される生理周期と、年代ごとに変わって行きます。実はここに、不眠・仮眠の原因があります。

10代

月経が始まり第二次性徴で体が女性らしくなる10代の頃は、生理痛も強く、月経時の眠気も強くなります。

20~30代

女性ホルモンの働きが強くなる20~30代では「生理前に眠くなる」「夜の眠りが浅くなる」ことがあります。これは、ホルモンバランスの変化による影響です。たいていの場合は生理とともに解消されますが、他に悩み事など不眠の原因となるものがあると悪化しやすくなります。

40~50代

40代後半~50代半ばになると、閉経をはさんだ「更年期」となります。いわゆる「更年期障害」には、のぼせやほてり、肩こりや発汗といった症状とともに「眠れない」症状が現れてくることもあります。

これも、閉経に伴うエストロゲンの減少が影響しています。不眠のせいで自律神経のバランスが崩れ、昼間の不快な症状と相まって夜も眠れないといった悩みを抱える人も多いのです。

睡眠障害を起こす「レストレスレッグス症候群(RLS)」も、女性の患者が多いことで知られています。この症状は男性でも見られますが、特に妊娠中の女性と、閉経後の女性、鉄分不足の人に多く見られることがわかっています。

睡眠は女性の肌やホルモンバランス、脳や神経の働きにも大きく影響します。忙しい女性こそ、質の良い睡眠が特に重要と言えそうです。

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