子供・若い人に多い不眠の悩み

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子どもに増える「夜更かし」と不眠

昔から「寝る子は育つ」と言いますが、小さな子どもはよく眠ります。睡眠は子どもの体と脳の発達に大きく影響を与えます。眠っている間に体は骨や筋肉を成長させ、脳に入ってきた情報を整理し、定着させているからです。

赤ちゃんの睡眠は短い睡眠を何度も、昼夜を問わず繰り返します。これは赤ちゃんの体がまだ未発達な証拠。2~3歳にもなると、昼寝をしつつも夜眠れるようになります。小学校に入ると、昼寝はあまり必要とせず、夜眠るようになります。思春期になると大人とほぼ同じ生活ができるようになりますが、実は大人よりも眠気が強い特徴があります。10代の間には特に、体が十分な睡眠を必要としている時期なのです。

しかし最近はライフスタイルの変化から、子どもを連れて夜遅くに出かける、学校の後は勉強や習い事、深夜を過ぎてもゲームやスマホ、という子どもも増えています。質の高い十分な睡眠が必要な時期に「眠る習慣」が身につかないと、生活や体調面でも後々苦労することになります。

子どもに多い「ナルコレプシー」とは

突然強烈な眠気に襲われる病気が「ナルコレプシー(居眠り病)」です。患者は圧倒的に10代に多く、学校でも外出先でも眠気の発作が起こると突然バタッと眠ってしまいます。

この症状では、笑う、泣く、怒るといった感情的な動きに伴って、体の力が抜ける発作(常道発作)が起こるのも特徴。眠りにつくときに幻覚や悪夢を見る、金縛りに遭うと言った症状もあります。

こうした症状が見られた場合は病院へ。医師の元で治療を受けることで改善します。

「眠りが浅い」悩みが多い若年層

最近はPCやスマホ、携帯ゲームのおかげで、寝る直前まで交感神経が刺激され「眠りが浅い」と悩む若い人が増えています。また、進学や就職、恋愛や友人との人間関係の悩みも多く、精神的にも不眠症状が出やすい時期。特に学生時代は昼夜逆転の人も多いので、「みんなこんなものだろう」と本人も気づかず「かくれ不眠」になっていることがあります。

若いときは体力もありますし、たまの徹夜くらいであれば問題ありません。でも、慢性化すると話は別。「頑張れば何とかなる」と徹夜を続けると、心身症からくる過労死や、仕事中の重大な過失事故などを引き起こす恐れもあります。

また、慢性的な不眠を「眠れないだけ」と思っていると、成績や業績の低下、遅刻や欠席の増加など、全体的な疲労感など、デメリットが増えていきます。うつ病や他の病気が「かくれ不眠」の症状としてサインを送っている可能性もあるので、注意が必要です。

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