睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

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寝るときにいびきをかく人は多いですが、実はいびきに重大な病気が隠れていることがあります。

「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」とは、夜中に何度も低呼吸・無呼吸が繰り返される睡眠障害のこと。睡眠中に気道が塞がれてしまうことで起こり、「一晩の睡眠で10秒以上の呼吸停止が30回以上、または1時間に5回以上の無呼吸が起こる状態」と定義されています。

SASの人は、夜の眠りが浅くなるので、日中に強い眠気を感じて集中力が低下したり、日中に強い眠気を感じて、寝てしまうことがあります。その他、抑うつ状態や朝起きたときの頭痛、性機能の低下なども症状の一つです。

SASが引き起こした「大事故」

SASにかかっている人は日中に強い眠気を感じるため、居眠り運転や事故を起こしてしまうケースが後を絶ちません。新幹線の運転士や長距離バスの運転手が、SASで事故を起こしたニュースは大きく報道されました。最近では、道路交通法にも「免許の拒否、取り消し、停止の対照となる病気」の中に、「重度の眠気の症状を呈する睡眠障害」という文言が加えられています。

仕事で運転などを行う人はもちろん、普段から車を運転する人、精密機械や危険物取り扱いの責任者などは、特にSASに注意が必要です。

SASになりやすい人

SASを起こす人は肥満気味の人、あごが小さい人がなりやすいと言われています。脂肪が気管をふさぐケースと、あごの小さい人はもともと気管が狭いから、という理由があります。

特にアジア人の顔は「あごが小さく顔の奥行きが狭い」と、SASになりやすい骨格的な特徴があり、同じ身長・体重の欧米人と比較してもなりやすい傾向にあると言われています。

割合では男性と女性が9:1割の割合で多いと言われていますが、女性でも症状が出ることがあるので注意が必要です。

大きないびきや歯ぎしりで、家族から「うるさい!」と言われたり、日中に眠気を感じることが多くなったり、メタボや生活習慣病について注意を受けている人は、SASにもご注意を。たかが不眠と侮れない、恐ろしい症状です。

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